2013年 05月 23日
132nd THE KENTUCKY DERBY vol.2 |
こちらはチャーチルダウンズのシンボルである2つの尖塔の下にあるスタンド。
さすがにダービーデーなので、ものすごい人。
指定席料金もすごく高い。
こちらは第1コーナーのあたりにある、これまた指定席。
指定席だけあって、ここにもオシャレした方々が。
その横にある一般席(当然私たちもここ)は・・・
やっぱり庶民的です。
それにしても、アメリカ人、みんないい体格・・・っていうか、
デカイ! よね。
赤い服を着たこのお兄さんが売っているのが・・・・
これ! ケンタッキーダービーのオフィシャルドリンク「ミントジュレップ」。
大きな声で「ミ〜〜ントジュレップ!!」と言いながら売ってます。
バーボンベースのロングカクテルで、
ミント、砂糖、炭酸水、クラッシュドアイスのさわやかなカクテル。
コップはもちろんダービー記念グラス。
これは本馬場入場風景。
競走馬1頭に1頭必ず付き添いの馬がついてるのだ。
第7レースのパドックの風景。
第7レースでも正装をした馬主さんたちがたくさん。
ダービーの日にいるパドックで絵をかくおじさん。
どうも、有名な人らしい。
オフィシャルプログラムとしのやんが買った馬券。
ダービー本馬場入場!
このとき、マイ・オールド・ケンタッキー・ホームを観客全員が歌う。
上の本馬場入場の写真の6番の馬に注目!
そう!! この馬、じゃなくて、この馬と同じ勝服を着た(つまり同じオーナーの)
8番の馬「バーバロ」が、ウィナー!
6馬身以上の差をつけた圧勝でした。
騎手はプラード。
↑この写真は、自分でも感動したナイスショットだ!!
(ちょっとピンボケだけどね・・)
しかし、バーバロにはこの後、悲しい運命が待っています。
無敗の6連勝でダービーに臨み、結果圧勝、という神業を演じたバーバロは
三冠確実、と言われていましたが、
2週間後に行われた2冠目のプリークネス・ステークスで故障・競争中止。
普通ならば安楽死のところ、馬主の意向
(いや、この場合ファンの意向でもあると思いますが)
手術をして回復を祈ったものの蹄葉炎を発症し、
その後回復の兆しはあったものの、結局翌年の1月に
安楽死となりました。
まさに、テンポイント、サクラスターオーを思い出させる
競走馬の悲しい運命でした。
強い馬だったのでファンもとても多く、闘病生活の様子や
亡くなったときは、大きなニュースになっていました。
日本の三冠レースは、4月中旬の皐月賞、5月下旬の日本ダービー、
10月下旬の菊花賞とかなり感覚をあけて行われますが、
アメリカの3冠はダービーの2週間後にプリークネス・ステークス、
その3週間後にベルモント・ステークスという過酷さ。
アメリカの三冠馬は1978年のアファームド以来出ていません。
バーバロが安楽死になったのは、さすがに私もショックでした。
でも、彼の走りを見たことはとてもいい思い出です
(とはいえ、実際のレースのときは、
あっと言う間に目の前を通り過ぎてしまったので(←だから写真も、なし・・)
よく見えなかったんだけどね)。
バーバロと、故障して亡くなってしまったすべての馬に、合掌
by seaside-mono-dogs
| 2013-05-23 06:42
| アメリカ時代